クレーム対応
クレームって嫌ですよね、対応するの
僕は嫌ですし、気持ちの切り替えが中々できないケースもあります
そんなクレームからの常連様になって頂いたお話です。
クレーム処理に関しては徹底して
『謝罪』と『姿勢』が重要です。
この部分でいう姿勢とは、『聞く』『提案する』が当てはまります。
まずは、ゲストの怒りを、どんどん小さくしていきましょう。
以前いたお店、クリスマスシーズン中での出来事。
20代後半のカップルが、食事に来ていました。
冷菜、温菜を楽しんだ後、まさにこれからメインを準備していた入店から40分位経った時、
突然棚からものが落ち、目の前のワイングラスに直撃
女性の衣服に胸からスカートまで、全て汚れてしまいました。
しかも、赤ワイン。
一気に店内全員の視線は女性の方に。
当然私は、タオルとおしぼりを持ってすぐに対応しましたが、終始頭の中が『やばい』でいっぱいになり、心の中で連呼していました。
当然、男性様の怒りはすごく、女性様は突然の出来事に動揺していました。
ただ、起こってしまった出来事は変えられません。
もう、対応するしかないんです。逃げることもできませんし。
名刺を差し出し、謝罪
店舗からご自宅までのタクシー代の提案、
お食事代の一部
衣服のクリーニング費用など
沢山のご提案をしました。
いくつかは、お断りの申し出があったものの、衣服はこちらで弁償と言う事に
そんな経緯で、その日は帰宅されましたが、電話でのやりとりは続きます
対応は素早く、真摯な気持ちで対応、現状報告
それを繰り返し続け、衣服の弁償のお振込も完了し、最後に
『もし宜しければ、是非私にもう一度サービス(接客)させて下さい。』と謝罪と共にお伝えしました。
そこから、そのゲストは二人でよく来てくれるようになりました。
そして、僕のことも信頼して頂けるようになりました。
他にもその様なケースは沢山あります。
設備の安全管理の部分で、我々の体勢は決して許されることはありません。
そして、これがどのゲストにも、許してもらえるかといえばそうではありません。
対ヒトなので、そのかたの求めているもの、がすごく重要になり、千差万別なんです。
マネージャーには【対応力】が求められます
だから、ヒアリングはとても重要なんです。
ゲストの求めているもの
我々の出来る事、できない事
しっかり向き合ってお話ししましょう。
相手も心がある人間です。
真摯に対応すれば、必ずお許し頂けます
ここまで密にお話しするチャンスがないと思って、しっかり向き合ってお話ししましょう。
チャンスはここから!